清水焼とは?その特徴と歴史紹介。


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お茶のお話

1、急須って何?

私たちが普段何気なく急須と呼んでいる、そもそも「急須」っていったいなんやろう、
と思われた方はおられませんか?
詳しく調べれば何年に、かくかくしかじか有りますが、諸説混沌としてますし、
ここでは噛み砕いて 簡単にご説明いたします。
急須(きゅうす)はもともと急焼(きびしょ)からなまったものとされています。でも、この手の語源の話はたいてい論理的に完璧なものは有りません。半ば言ったもん勝ちのきらいはあります。
ただし、形を見ていきますと確かに、もともとはコンロの様なもので火にかけて使われていた急焼の形が現在の急須の形に近いものがあります。面白いのは、もともと日本にお茶の文化をもたらした中国大陸に、急焼の形、使用方法は有りますが火にかけない急須の形、使用方法は有りません。今のところ急焼が日本にもたらされた後、急須へ変化していったもんやろうと考えられます。

中国大陸から伝わった緑茶も、今では日本だけが一般的に煎茶と言い、製法も違います。これだけ見てもお茶の文化が日本にもたらされてから変化し、用語、道具などもアレンジが加えられていったんやろう、ということが想像できます。
急須もその類でしょう。ただ煎茶も、もともと火にかけて煎じて飲まれていたわけです。今ではお茶のお店でパックされている煎茶は、昔々は茶摘みをした後、ある程度の段階から自分で作っていくものであり、煎じるなどの工程の際、急焼なるものを使っていたのでしょう。
そのうち、お煎茶というものが「お湯を入れたら完成するもの」として、の体裁で流通するにあたり、急焼を使う必要性が無くなり用語としても見られなくなるか、お茶を入れる以外の他のものを急焼と言って変化していった地域もあるみたいです。

つまり、日本にきて煎茶の独自の発展とともに急焼で茶を煎じることが一般的でなくなり、その後、いつの頃からか急焼に似た急須なるものが出現し、火にかけず茶葉を蒸らす、茶の成分を抽出する道具として広まったと考えられます。
きびしょ、が訛ったかどうかはおいといて、上記のような変化をしてきた急焼に近い形状の道具が、いつしか、急須という品名で拡販されていったのでしょう。

あくまでも内容物の変化により、器というもの自体も都合よく変化していくものであり、急須もその一つなんですね。

2、宝瓶って何?

これは京都に主に見られるお茶を淹れる道具の一つです。
碗に蓋を乗せただけの形で、注ぎ口に溝を掘って蓋との隙間から注ぎ出すもの、くちばしのように外付けで注ぎ口を付けたものの2タイプ有ります。前者は搾り出しとも呼びます。
お茶を「お湯を入れるだけでできるインスタントの様なもの」、と言ってしまえば語弊があるかもしれませんが、宝瓶などはまさにそのために作られた、いたって構造のシンプルなものです。

急須ほど容量は入りませんが、茶葉から近い距離で茶碗に注ぎ出されることから、お茶の風味を逃がさない印象があります。また、コンパクトでこじんまりしているので良いお茶が手に入ったとき、少量で風味豊かに煎茶、玉露を飲むのも良いですね。

このタイプの道具がどこからもたらされたか、これも諸説あり、文字も泡瓶、方瓶とも書きます。
現在中国で一般的に蓋碗というものでお茶を飲む風習があり、それが専ら緑茶用であること。煎茶道にもすすり茶という点前があり蓋碗が古くから日本にも伝わっていたこと。などから自ずとそのあたりにルーツを求められるでしょう。
余談ですが、中国に旅行に行った時、こんな体験をしました。蓋碗に緑茶を入れ湯を注ぐ勢いで泡たちます、蓋をスライドさせて、その泡をよけるようにして被せます。そして蓋をずらして茶葉を抑えるように碗自体を傾ける。そして、碗に口を付け蓋との隙間からお茶が出てくるのを飲むのです。泡を切る意味、また、その泡を避けること自体が一般的なことかはわかりませんが宝瓶が泡瓶とも書くのは興味深いことです。

 

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