源氏物語を描く

源氏物語を描く
大河ドラマ『光る君へ』は今晩が最終回です。

16年も前になります。紫式部により源氏物語が
執筆されてから千年目にあたる2008年を、源氏物語千年紀として京都で関連事業が行われました。

やまなか雅陶は源氏物語ミュージアムにて、源氏物語五十四帖を題材にした抹茶碗54客を陳列すると共に、京焼の分業における上絵付けの存在をご紹介しました。




抹茶碗は上絵付け師 二代 蔭山良斎氏により制作されました。氏の男性を描く画力に脱帽したのを覚えています。職人として上絵付け一筋でこられた氏の人生90年で唯一度だけの個展でもありました。